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Text File  |  1998-09-12  |  8KB  |  259 lines

  1. =======================================================================
  2.                凸凹ドットエディター
  3.                © 凸凹ソフト 1998   連絡先:deko-boko.suzuki@nifty.ne.jp
  4. =======================================================================
  5. □ 使い方
  6.  
  7.  Macを愛している方なら、違和感なく操作できると思います。
  8.  だってそうなるように設計したんだもん♪ カワユイMacたちに感謝。
  9.  
  10.  
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  12.  まず、ウィンドウ左に表示される、ツールについて説明していきます。
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  14.  
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  17.  
  18.  
  19.  
  20.  
  21.  
  22.  
  23.  
  24.  
  25.  
  26.  
  27. ●「選択ツール」および、
  28. ●「同一色選択ツール」
  29.  コピーしたい範囲を選択する時や、消したり塗りつぶす範囲を選択するツールです。
  30.  
  31. 【ヒント】
  32.  選択ツールは、ShiftキーやOptionを押しながら使用することにより、選択範囲をより正確
  33. に特定することが可能です。
  34.  Shiftキー   >   現在の選択範囲に指定範囲を追加
  35.  Optionキー  >   現在の選択範囲から指定範囲を削除
  36.  
  37.  
  38. ●「消しゴムツール」
  39.  消しゴムツールの使用にはやや注意が必要です。
  40.  一番下のレイヤーの場合は、背景色で塗りつぶされますが、それ以外のレイヤーの場合は透明になり、
  41. 下のレイヤーが透ける状態になります。
  42.  
  43.  
  44. ●「えんぴつツール」
  45.  選択されている「前景色」での塗りつぶしが行われます。
  46.  同一色への塗りつぶしを行った場合には、一時的に消しゴムツールと同じ処理を行います。
  47.  これは塗りつぶしの結果が気に入らなかった場合に、わざわざ消しゴムツールに切り替えるのは面倒
  48. だろうと思い、使い勝手を考えての仕様です。
  49.  
  50. 【ヒント】
  51.  えんぴつ、バケツ、ラインのツールを選択している場合、Optionキーを押している間は一時的
  52. に「スポイトツール」として使用できます。
  53.  
  54.  
  55. ●「バケツツール」
  56.  始点と同じ色で、隣接している全てのドットを「前景色」にて塗りつぶします。
  57.  
  58.  
  59. ●「スポイトツール」
  60.  編集している絵の中で、使用されている色を取り出します。
  61.  
  62.  
  63. ●「ラインツール」
  64.  始点の場所から、マウスを放した終点までを結ぶドットを「前景色」で塗りつぶします。
  65.  
  66.  
  67. 【ヒント】
  68.  選択ツールと消しゴムツールのみ、ツールをダブルクリックすることにより、以下の処理をします。
  69.  選択ツール    >   全てを選択範囲にします
  70.  消しゴムツール  >   「カレントのレイヤー(下記参照)」に対し、全てを消去します
  71.  
  72. _______________________________________________________________________
  73.  
  74.  ・選択カラーについて
  75.  
  76.  
  77.  
  78.  
  79.  
  80.  
  81.  
  82.  
  83.  これはツールボックスの下に表示されているものです。
  84.  右上の矢印は、前景色と背景色を入れ替える働きをします。
  85.  左下の白と黒の絵は、前景色には黒を、背景色には白をセットする働きがあります。
  86.  どちらもクリックする事で利用できます。
  87.  
  88.  
  89. =======================================================================
  90.  「凸凹ドットエディター」の中で、最も強力な機能「レイヤー」について説明します。
  91. =======================================================================
  92.  
  93.  「レイヤー機能」とは、ひとつのレイヤー(層)にひとつの絵を割り当てることで、最終イメージを
  94. 分割して編集できる機能です。上手に使用することで、段階的かつ安全に最終イメージを作成できます。
  95.  
  96.  例えば、下絵が完成したとします。
  97.  通常ならその下絵に直接色を塗っていきますが、途中でイメージが変わるかもしれません。
  98.  そんな時、下絵が描かれているレイヤーと、色を塗るレイヤーを別々に管理していれば、いつでも
  99. 下絵を参照したり、変更する事が可能な上、下絵を安全に保護できるわけです。
  100.  これはひとつの使い方にすぎませんので、あなたなりの使い方を、あなたが見つけてください。
  101.  
  102. _______________________________________________________________________
  103.  
  104.  
  105.  
  106.  
  107.  
  108.  
  109.  
  110.  
  111.  
  112.  
  113.  
  114.  
  115.  
  116.  
  117.  これはレイヤーウィンドウです。
  118.  まず、番号が振られていますが、0が一番下のレイヤーで、番号が大きいレイヤーに覆われていく
  119. 形になります。
  120.  太い線で囲まれているレイヤーが「カレントの(描画の対象になっている)レイヤー」です。
  121.  えんぴつツールや消しゴムツールなどは、この「カレントのレイヤー」に対して処理されます。
  122.  この絵の場合、最下層のレイヤーが描画の対象になっていますね。
  123.  「カレントのレイヤー」を切り替えるには、切り替えたいレイヤーをクリックしてください。
  124.  
  125.  その右横には「目(のつもり)」が描かれています。
  126.  クリックすることで表示のオン、オフができます。
  127.  目を閉じているときは、非表示です(当たり前か‥‥)
  128.  
  129.  なお、レイヤーの順序入れ替えは、現バージョンではサポートしていません。
  130.  理由は単に忘れていただけ(^^;)
  131.  次回のバージョンアップに持ち越しですね。ふぅー。
  132.  
  133.  
  134. =======================================================================
  135.  「フローティングウィンドウ(ちっこいウィンドウ)」について
  136. =======================================================================
  137.  
  138. ●プレビューウィンドウ
  139.  全てのレイヤーを重ねて、一枚の絵にした結果が実サイズにて反映されます。
  140.  
  141.  
  142. ●カラーパレットウィンドウ
  143.  使用する色を選択できます。
  144.  一番左上が完全な白で、一番右下が完全な黒です。
  145.  
  146. 【ちょっと上級ヒント・特にゲーム開発者向け】
  147.  「凸凹ドットエディタ」で使用しているカラーテーブルは、Macのシステムカラー256です。
  148.  変更したい方は、「凸凹ドットエディタ」本体をResEditで開き、clutリソースをいじる
  149. ことで変更可能です(至れり尽くせりでしょ、というかリソースの概念がエライのか)
  150.  ただし、このリソースを変更すると、変更前に作成されたデータも違った色で表現されるので(当た
  151. り前といえば、当たり前ですが)念のためにも、元のclutリソースをバックアップしましょう。
  152.  「凸凹ドットエディタ」で使用されるclutリソースはIDが200のものです。
  153.  
  154.  
  155. ●情報ウィンドウ
  156.  XとYは、マウスがどの座標を指しているのかを表示しています。
  157.  Wは選択範囲の横幅を、
  158.  Hが選択範囲の縦幅を表示しています
  159.  
  160.  
  161. ●レイヤーウィンドウ
  162.  すでにレイヤーの章で述べたので、詳しくはそちらでみてね♡
  163.  
  164.  
  165. =======================================================================
  166.  メニューの処理・・・メニューといえば、ファミレスでのバイト時代を思い出す。
  167. =======================================================================
  168.  
  169. ●ファイルメニュー
  170.  
  171. ・新規
  172.      新しく編集ウィンドウを作成します
  173. ・開く
  174.      「凸凹ドットエディタ」の書類を開きます
  175. ・ドジる、もとい閉じる
  176.      ウィンドウを閉じます
  177. ・保存
  178.      「凸凹ドットエディタ」の書類として保存します
  179. ・別名で保存
  180.      その名の通り、別名で保存できます
  181. ・終了
  182.      おつかれさま
  183.  
  184.  
  185. ●編集メニュー
  186.  
  187. ・取り消し
  188.      このバージョンでは、残念ながらサポートしていません
  189. ・カット
  190.      選択範囲内の絵をスクラップにコピーした後、選択範囲内の絵を消去します
  191. ・コピー
  192.      選択範囲内の絵をスクラップにコピーします
  193. ・ペースト
  194.      スクラップの絵をペーストします
  195. ・クリア
  196.      選択範囲内の絵を消去します(deleteキーでも可)
  197. ・統一した絵をコピー
  198.      レイヤーを統合した最終イメージをコピーします
  199.  
  200.  
  201. ●レイヤーメニュー
  202.  
  203. ・新規レイヤー
  204.      新しくレイヤーを作成します
  205. ・レイヤ−削除
  206.      カレントのレイヤーを削除します
  207. ・下のレイヤーと結合
  208.      下のレイヤーとカレントのレイヤーを重ね、一枚のレイヤーにします
  209. ・画像の統合
  210.      全てのレイヤーを重ね、一枚のレイヤーにします
  211.  
  212.  
  213. ●選択範囲メニュー
  214.  
  215. ・全てを選択
  216.      文字どおり、絵全体が選択範囲になります
  217. ・選択範囲の解除
  218.      現在の選択範囲を解除します
  219. ・選択範囲の反転
  220.      絵全体の選択範囲から、現在の選択範囲を切り抜き、それを選択範囲とします
  221. ・水平方向へ反転
  222.      選択範囲内の絵を水平に反転します
  223. ・垂直方向へ反転
  224.      選択範囲内の絵を垂直に反転します
  225.  
  226.  
  227. ●表示メニュー
  228.  
  229. ・グリッドを表示
  230.      ドットごとの間に白線を引くので、1ドットづつ数える場合には最適
  231. ・カラー
  232.      カラーパレットの表示
  233. ・レイヤー
  234.      レイヤーウィンドウの表示
  235. ・プレビュー
  236.      実サイズで描画されるプレビューウィンドウの表示
  237. ・情報
  238.      情報ウィンドウの表示
  239.  
  240.  
  241. =======================================================================
  242.  その他もろこし
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  244.  
  245.  バグを見つけた方は、私までメールしてください。
  246.  こちらまで    deko-boko.suzuki@nifty.ne.jp
  247.  
  248.  意見や要望も、どんどんください。
  249.  できる範囲で改良していきます。
  250.  
  251.  アイコン好きやドット絵師の方で、もし「凸凹ドットエディタ」を使用している方がいましたら、
  252. ぜひ感想を聞かせてください。アイコンも見たいな。
  253.  
  254.  ホームページにも来てね!           http://www.asahi-net.or.jp/~et5y-szk/
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  257.  このファイルは「YooEdit」を使用して作成されました。
  258.  良質なフリーウェアを作り、提供された作者様に心より感謝いたします。
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